シュリンプクラブ会員の皆様、明けましておめでとうございます。

本年度の目標はもう立てられましたでしょうか?今月も頑張り屋さんの、関昭典先生の教え子さんシリーズ、関先生チルドレンイヤーの第3人目の藤田郁さんをご紹介いたします。

関先生のご推薦のお言葉では、「いろいろな過程(イエローハット勤務、新潟大学事務勤務、私立病院秘書、日本大学通信学士、カナダ、ワーキングホリディなどを経てこの4月から立命館大学の大学院修士過程で学んでいます。彼女は半端ない英語お宅。英語と結婚した、と言っているくらいの英語好き。面白いことを書いてくれるとおもいます。 」と「京都での生活を昨年4月に開始したばかりです。話したいことがたくさんありすぎるという返事がきました。」となっております。

昨年のゴールデンウィークに京都にお引越しされたばかりの藤田さんをご紹介頂き、ご寄稿をご快諾頂きました。藤田さん、有難うございます。では、藤田さん、よろしくお願い致します。

①学生時代はどんな学生さんでしたか。
《県短時代》よく怒り,よく笑い,よく泣く学生だったと思います。進学やミネソタでのホームステイを切望しながらも諦めざるを得なかったので,諸々投げやりな学生生活を送っていました(笑)
県短で出会った先生方,友人は十余年経った今でも私の人生を豊かにしてくれ,(もちろん良い意味で)大きく変化させてくれます。特に,関先生は要所要所で私に火をつけてくださり,小谷先生はその火が消えそうになると優しく風除けに立ってくださいます(した)。(強引に立たせた訳では決して…)
《通信時代》こんなに頑張った,苦しかった,でも楽しくて楽しくて仕方なかった2年間は後にも先にもこれだけなのではないかと思うほどの学生生活でした。フルタイム勤務との両立でしたので,土日の休日はほとんど外に出ず,就業後も出来る限り早く帰宅して勉強する日々…優秀ではありませんでしたが,誰よりも文字通り必死な学生だったと思います。

②県短時代の思い出深いエピソード
ESSサークルでお昼を食べたり,おしゃべりしたり,カラオケに行ったこと,先に登場された関先生や1学年上の先輩・友人達と一緒に中越大震災の義援金集めの活動を行ったこと,小谷先生や福本先生の研究室に入り浸っていたこと,ある先生とよく英文解釈やらなんやらで揉めたこと,敬和大学にイタリア語の授業を受けに行ったこと,冬の通学(大形駅から学校までの道のり)が苦痛だったこと,等々…

③近況
県短卒業後は就職し,何度か転職しながら接客・留学生支援・秘書業務等に携わりつつ,小中高校生対象の英語講師をしていました。就業時間外を如何に有効に英語学習に充てられるかのみ(笑)を基準に仕事をしていました。その間,恩師の一人関昭典先生に“動機づけ”していただき,一番お金がかからず,且つ仕事を辞めなくてもいいから,と日本大学の通信制に編入学し,学士号を取得,その後ワーキングホリデーを使ってカナダ・トロントに少しだけ行ってきました。英語圏への留学は中学生の頃からの夢でしたので,留学とは言えないにしても一定期間海外で身を立てるという経験はとてもいい経験でした。何度か日系カナダ人と間違われた時には心の中でガッツポーズしながら,とっっっても厳しかった県短時代のR先生にこっそり感謝しました。
2018年より,立命館大学の言語教育情報研究科で院生をしています。所属は英語教育学プログラムで,TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)の資格を習得したりしながら,英文法の周辺的な事象を研究しています。

どうして英語“教育”なのに英語“学”なのか,と聞かれることもありますが,英語学は英語にまつわる疑問を解消し、明らかにする分野であり,どちらも切り離せない関係にあると考えています。ただ,英語学習者皆が皆英語学を勉強する/できるとは限らないので,英語学から得た知見を如何に英語教育に活かすか,がカギだと思っています。

④これからの抱負
早いもので県短を卒業してから12年が経とうとしています…あまり悠長なことを言っていられる訳でもないのですが,20代が終わるまでは無我夢中の全力疾走だった気がするので,少しペースダウンして,気負わず焦らず,でも満足ゆくまで突き詰めていけたらな,と思います。突き詰めた結果がどこかで誰かが英語を好きになったり,上達させたりするきっかけになるのであれば,それに勝るものはありません。

⑤シュリンプクラブ会員に向けてのメッセージ
I am a part of all that I have met;
Yet all experience is an arch wherethro’
Gleams that untravell’d world, whose margin fades
For ever and for ever when I move.
How dull it is to pause, to make an end,
To rust unburnish’d, not to shine in use!
As tho’to breathe were life. Life piled on life
Were all too little, and of one to me
Little remains: but every hour is saved
From that eternal silence, something more,
A bringer of new things;
……
Tho’ much is taken, much abides; and tho’
We are not now that strength which in old days
Moved earth and heaven; that which we are, we are;
One equal temper of heroic hearts,
Made weak by time and fate, but strong in will
To strive, to seek, to find, and not to yield.

―TENNYSON,Alfred. Ulysses. 1842.

私はこれまで出会った全ての一部である
その全ての経験は 私が進めど延々と遠ざかり
その輪郭を失っていく未知の世界への門にすぎないのだが
立ち止まり 終わらせるのは愚かである
磨かれなければ錆び 使われなければ輝かないのだ
人生とは呼吸をすることではない
人生は積み重ねても小さく 残るものなどわずかだ
だが 永遠の沈黙の前に時間は限られている
何かもっと新しいことをせねばならぬ
(中略)
多くを奪われたが 残されたものも多い
かつてのような力強さは残っていないが
地と天を駆けた 我々が抱いていた
英雄としての気概は今尚残っている
時と運命の流れに逆らえず すっかり弱くなってしまったが
探し 追い求め 勝ち取る―そして屈しない
その意志は強い
(拙訳)

この度皆さまのお目にかかる機会を頂戴しましたこと,とてもありがたく光栄に存じます。またどこかでお目にかかれるよう,精進いたします!

 

いかがでしたでしょうか。新年の年頭を飾るにふさわしい素晴らしい方でいらっしゃいましたよね。そして、大いに刺激になりましたね。さて、来月からのご寄稿をご快諾下さった方々のご紹介でございます。

2月 39回生 金子愛里さん
3月 渋谷義彦先生(昭和56年4月よりお世話になっております)
4月 37回生 増田(旧姓 鈴木)瑞穂さん
5月 36回生 徳井(旧姓 五十嵐)智美さん
6月 35回生 野原(旧姓 村田)知子さん
7月 38回生 松井佑香里さん
8月 37回生 土沼麻衣さん
9月 37回生 中村佳美さん
10月 35回生 池乗由佳理さん
11月 41回生 水藻佑花さん
12月 太田貴子さん
1月 39回生 梨本千春(芸名 梨沢千晴)さん

きらりシュリンプ人に関しましてのご意見、ご要望、ご感想、この方のインタビューを聞きたい、ご紹介したいというのがございましたら、シュリンプクラブ広報事務局kentanshrimp@gmail.comまでお寄せ下さい。また突然のインタビューを依頼するかもしれませんが、どうぞよろしくお願い致します。

では、また来月24日にお会い致しましょう。 シュリンプクラブ広報事務局 16回生 渡部敦子